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トンネルを抜けると・・・

父が、母に土地売買代金の半額を渡す約束の日、
母に、頼まれて付き添いに行きました。銀行まで。
30分も遅刻する父を、相変わらずと思いつつ、待つ。

無事受け取り、遅めのランチをし、母がほしいという、
液晶テレビの下見に量販店に行く。
その後、鯛の尾頭付きを買って帰るという母と別れる。
途中、妹から電話。「○○伯父が、亡くなったって」
昨年夏、新潟の病院まで見舞いに行った伯父は、
それから、徐々に弱っていて、それは、もう、時間の問題であったかもしれない。
それでも、82という歳でも、やはり生きてはいてほしいものだ。
まして、父の姉である伯母は、若いときからリューマチのため、
体が不自由となり、伯父やいとこの介助が必要で、
ずっと、苦労し続けた人だ。伯母の心はいかばかりか、、、

「お父さんと、きょうだいのうち誰か行けば、いいんじゃないの?」と
母が言ってきたが、それは絶対違う。父方の不幸は、そのたびに、
叔母のところ(神奈川在住)が、全員参加するので、それを見た父が、うちも全員といいだし、
参加しないと不機嫌になり、私たちに「何で来ないんだ~」と当たり散らすのだ。

叔母は、末っ子だったこともあり、毎年、夏冬帰省を欠かさず、
必ず家族全員で行っていた。伯母の所の長女は、大学時代叔母の家に下宿していたりで、
つきあいが違うでしょう~なんて、理屈は父には、通らないのだ(-_-)
私は伯母が気の毒で顔が見られないよ~と思ったが、
お別れしないで後悔するよりは、何とか日帰りで行って、
父の顔を立て、伯母に慰めの言葉のひとつもと思って、用意を始める。

父と、妹から何度か電話が入る。
まさに私の予想通り、全員そろわないと、父が不機嫌になって、
強い語気で、母や、妹を責めるので、逆に行くのやめてやろか、
みたいな感じになっているので、
「あと、何度でもないんだから、顔を立ててやれば!
お焼香だけで、お骨拾いはいいよ。
伯母さんもかわいそじゃない」

というわけで、31日(告別式)、日帰り新潟旅行。
前日、妹たちの分と、3人分新幹線の切符をとる。
当日、朝、子供の昼ご飯を作り、8時前に出発。
絶対寒いと思い、真冬のロングのダウンコート。ブーツ。
使い捨てカイロ数個。銀の鈴で待ち合わせ。
末の妹は約束の時間に来たが、真ん中が来ない(-_-)
末の妹が「どこ?」携帯メールすると「東京都」と返事が来た(-_-)
「ばかじゃないの!」と返していた。そりゃ~、自宅もココも、東京都だわ。
夫が、昨晩、「ものいりでしょ、葬式は疲れるから甘いものでも買っていってあげて」と
3万くれた、助かります。いいとこあるじゃん!
というわけで、東京駅限定の(最近多い)甘いものを購入。

妹は、結局、ぎりぎりで直接ホームで会う。
母と、4人となり、新潟へ向かう。
約一名、ずっと仕事をしていた。年度末ですから、、、
「2時に起きたよ」
途中、山の上にしか雪が見えなかった。
大丈夫かと思っていたら、長いトンネルを抜けると、、、
吹雪だった(;´_`;)思いっきりビビった。
母は、「ああ雪の多いとこはいや!住むとこじゃないわ」と文句たれ、、
越後湯沢で乗り換え、ほくほく線へ。
ホームが雪でいっぱい。ああ、しまった、ブーツは雪仕様じゃないよ~
なんとかギリギリだった。
駅で降りて、タクシー乗り場に行くと、タクシーがいなかった(T_T)
二階の駅事務所に戻り、タクシーの電話番号を聞く。いやはや。

式場は、駅から近かった。看板を見た運転手さんが、
「○○さんとこの親戚かね?」と、狭い町だから、、
中にはいると、父が飛んできた。
満面の笑顔。。。。は~。
雪は、やんだかと思うと降り始め、
またやんで、と繰り返した。この冬何度もTVでみた豪雪は、
雪捨て場以外は、さほど残っていず、親戚も
「もう3日続いている、今頃の雪は、この辺でも珍しいんだ。
なごり雪だよ」
さ~今のうちに食べてと、昼を出された。
伯母は体が不自由なので、ずっとお手伝いの人を雇っている。
食事はその人が作って持ってきたらしい。
米がおいしい、お新香がおいしい、、、(^_^;)

こんな時しか来ないので、あっちでご無沙汰をわび、
こっちでご無沙汰をわびる、そんな繰り返し。
数人の親戚に、「お母さんにそっくりになったわね~」
それって、「デブ」ってことじゃないの~(;´_`;)
やせる!と、心に誓った。

ご焼香がはじまったのに、弟が来ない。
「何やっているんだ!」父の不機嫌なこと(-_-)
式の途中で(そうしないと乗り継ぎのいい電車に乗れないので)
帰る真ん中の妹と母が、一番後ろに座るといい、
ちらちらと入ってくる人を気にしている。そのうちに帰った。
入れ替えに、お別れの儀式(棺に花を入れる)頃、弟到着。

ひ孫の子が、大泣きしまわりの涙を誘う。
山の中の焼き場に向かい、今度は町中のホールで、
食事会。なんだか結婚式みたいに料理は多いし、
おみやげも大きく、重い。いやはや。
3時なんて、半端な時間にこんなに食べられないよ~
それでも、名物の「へぎそば」を食べるヒマがないな~
と残念に思っていたら、出たわ~(^_^;)そばは完食。

お骨を拾って、いったん伯父の家へ行き、骨箱にご焼香して、
程なく駅へ。小1時間あるが、私たちがいると叔母が電車の時間を
気にして仕方ないので、従兄弟とでてきたのだ。父も。。
駅、6時代なのだが、なにもなく静かである。
おみやげ買うような所もない。私と妹は、指定を取り、
自由席という父とは別である。ちょっとほっとする。
コンビニで荷物、宅配に頼みたいと思いつつ何も見つけられなかった。

叔父の家では、今晩も明日も、人を呼び式は続く。(-_-)
越後湯沢で余裕があったら、夫に地酒でも買おうと思ったが、
ホームで時計を見ると3分しかなかった。残念。末の妹が、
走ってくれて、娘に笹団子を買ってくれた。ありがとう~
家に帰り着くと、10時前、宴会の折り詰めを息子と夫に差し出し、
風呂に入る。いったい、一人あたりいくらかかったのだろうか?
香典1万包んだくらいじゃ申し訳ないな~とおもった。

「伯父さん、伯母さんを守ってくれてありがとう。
私に出来ることは少ないけど、出来る限りはしたいとおもいます。
さようなら」

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